ChatteringCancelerブロガーのヒラノ(@HiranoLAZY )です。
最近、出先で使っているノートパソコン用に使用していたマウスでシングルクリックしたつもりがダブルクリックになったり、多いときは10個くらいタブを開いてしまったりと、いわゆる”チャタリング現象”を起こしはじめてしまいました。
ちなみに、使用しているマウスは『SteelSeries Kinzu Optical』。
出先で無くしてもいい価格帯で探して購入したのですが、案の定チャタリング発生というわけです。
今回は、そのチャタリング対策としてHitoshi Hoshiyama氏が制作した”ChatteringCanceler”(マウスチャタリングキャンセラ)を使用してみたいと思います。
果たしてチャタリングは無くなるのか…
ChatteringCanceler(マウスチャタリングキャンセラ)
ダウンロード
Vector のダウンロードページへアクセスし、「マウスチャタリングキャンセラ(β版)」項目下の「ダウンロードページへ」ボタンをクリックしてダウンロードします。
ダウンロードした圧縮ファイル(ChatteringCanceler2.2.b2.zip)を解凍し、ChatteringCanceler.exe から起動します。
※ 本ソフトはインストール不要で利用できます。
■使い方
チャタリングを防止する
本ソフトを起動すると、タスクトレイに icon アイコンが表示され、チャタリングの発生を監視します。
■設定
タスクトレイの icon アイコンの右クリックメニュー「設定」から設定画面を表示できます。
■ボタン監視設定
左ボタン、右ボタン、ホイールボタン、ボタン4、ボタン5 ごとに処理方式、時間設定、監視の有無を設定できます。
処理方式は次の3つから選択できます。
■Down-Up 閾値
指定時間より短い間隔の時間(msec)のクリックをチャタリングと判断して破棄します。
初期で選択されている推奨設定です。
初期設定では 40 msec が設定されていますが、数字を大きくしすぎるとダブルクリックできなくなるので注意が必要です。
■ディレイ時間
指定時間経過後のボタン状態からマウスイベントをエミュレートします。
40 msec から数字を大きくしすぎるとボタンの反応が遅くなってしまうため、60 msec くらいまでが推奨されています。
■ハイブリッド
指定時間より短い間隔のクリックをチャタリングとして破棄し続け、ドラッグではない場合は最後のマウスイベントをエミュレートします。
チャタリングがひどく、クリックが分割されてしまうような場合に推奨されています。
オプション
■優先順位
プロセスの優先順位を変更し、マウスカーソルの引っ掛かり、クリック反応の遅れがひどい場合に調節できます。
■タブレットペンの筆圧情報は監視しない
タブレットでペンを使用した場合に、ペンストロークをチャタリングの監視対象とするかしないかを設定します。
■終了時にログを自動出力する
ログ出力するかしないかを設定します。
■ホイールクリック時から 5 (mSec) 以内の同時クリックをキャンセル
ホイールクリックと同時に左右ボタンがクリックされてしまうような場合に有効です。
■一度に 800 Pixel 以上のカーソル高速移動をキャンセル
マウスカーソルが突然大きく移動するような動作をキャンセルします。
■ホイールスクロールから 5 (mSec) 以内の逆スクロールをキャンセル
ホイールスクロール終了時に、スクロール方向と反対側に1ノッチスクロール戻ってしまうような現象を緩和します。
ChatteringCancelerを1ヶ月使用後レビュー
いままで、シングルクリックでタブを10個くらい開いてしまうチャタリングを起こしていました。
導入後はチャタリングを起こすことなく作動しており満足しております。
マウスがチャタり始めた方はインストールしてみてもいいかもしれませんね。
ちなみに、スタートアップにChatteringCancelerのショートカットをぶち込んでおけばパソコン起動時に同時起動されるためストレスなく使用できますよ。
それにしてもSteelSeries製のマウスはすぐ壊れますね。
他にもSteelSeries Senseiも持ってましたけど、半年せず断線しました。
私の扱い方が悪いと思うかもしれませんが、スマホの充電ケーブルやヘッドホンなどケーブル類は大切に扱う人間です。
しかもSteelSeries製マウス2連続です。他のマウスは断線やチャタリング起こさないんですけど。
SteelSeries製のマウス使ってる方はわかってくれますか?
ChatteringCancelerを紹介するよりも「SteelSeries製のマウスは壊れやすい」という事を言いたいだけでした。