70年以上の歴史のあるオーディオ機器の老舗、オンキヨー&パイオニア株式会社が、eスポーツ市場に向けた新ゲーミングブランド「SHIDO」を発表しました。
オンキヨーと言えば、昨年パイオニア上場廃止で、パイオニアのオーディオ部門も持っているオンキヨーもピンチなのでは?と心配されていましたが、eスポーツに目をつける神采配を見せてくれましたね。
今年は「eスポーツが確実に伸びる」と言われているので、オーディオ機器の老舗としてヘッドセットやマイクに参入すれば確実に注目されるでしょう。
オンキヨー&パイオニア、ゲーミングブランド「SHIDO」を発表
まずは、SHIDOについて見ていきましょう。
「SHIDO」は “士道(シドウ)” という言葉に由来します。
刀なき現代において勝負に徹する “サイバーアスリート” 達の姿を侍のそれと重ね、彼らを応援・サポートしたいという思いから立ち上げるブランドです。
たとえ分野の違う新たな市場に身を置いたとしても、音の専門家としての誇りを持って、課題解決に真摯に取り組み、妥協なき製品をお届けする求道者であり続けるという思いを込めています。
なるほど、SHIDOは士道から来ているのですね。
海外の人にもわかりやすい”日本っぽい名前”を意識したのでしょう。
おそらくこれから発売するデバイスには、
・SAMURAI
・NINJA
・KATANA
あたり単語が製品名に入ってくると勝手に予想しています。
ゲーミングヘッドセット&USBコントロールアンプのプロトタイプを発表
新ゲーミングブランド「SHIDO」の第一弾として、2019年1月8日から1月11日に米国ネバダ州ラスベガスで開催されている「CES 2019」で、オンキヨー&パイオニアはゲーミングヘッドセットとUSBコントロールアンプのプロトタイプを参考出品しています。
【SHIDO】ゲーミングヘッドセット(プロトタイプ)
【SHIDO】USBコントロールアンプ(プロトタイプ)
どちらもかっこいいですが、ゲーマーとしてはゲーミングヘッドセットに注目したいですね。
黒で落ち着いたデザインの中に、「黄金の国ジパング」を連想されるかのような金色がアクセントになっています。
最近のLEDでピカピカと光らせているゲーミングデバイスにうんざりしている私のような紳士にはピッタリなブランドになりそうです。
本業がオーディオメーカーなので品質は問題ないでしょうが、気になるのはマイクの性能と価格ですね。
どのくらいの価格帯で勝負するのでしょうか。
これからの発表に期待です。
まとめ
現状、国産の大手ゲーミングデバイスメーカーってHORIくらいじゃないですか?
今回のオンキヨー&パイオニアのゲーミングデバイスメーカー参入の反応次第では他の国産メーカーも参入してくるでしょう。
さらに、「SHIDO」ではゲーミングマウスやマウスパッドも作るのか?ゲーミングチームのスポンサーになる予定はあるのか?という点にも注目していきたいですね。
リンクSHIDO Global