ITmedia NEWSの「ヤフオク!、“いたずら入札”対策に本人確認を検討 ID再取得に対するブラックリスト整備も実施予定」の記事より。
記事の内容は、ヤフオクが入札に本人確認を必須にすることを検討しているというもの。
信じられない話だがこれまでヤフオクでは商品の入札に本人確認は必要なかった。
そのため捨てアカウントから入札して低評価をつけるイタズラ入札と呼ばれる行為が横行して出品者を悩ませている。少し前にはアーティストのGACKTさんが出品した「リムジンエスコートのディナー付きブローチ」に100億円の入札があり、本当に入札したいファンが入札できない事態となった。
そんな事態を見かけてか、今年行われた価格が高騰される特定のオークションで本人確認の必須化を実施、その結果イタズラ入札は0件だったそうだ。
ヤフオク!では、実際に購入しないのに入札や落札を行う「いたずら入札」が問題になっているという。そこで同社は、価格が高騰すると予想した3月と6月の特定のオークションで入札前の本人確認を実施。
入札者には、Yahoo! Japan IDにひも付けた氏名、住所を確認できる運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類の提出を求め、審査通過後に入札できるようにした。
その結果、いたずら入札はいずれも0件だったという。同社は「本人確認の必須化が、いたずら入札の抑止につながっている」と分析。今後は個人の出品者によるオークションへの導入を検討しているが、時期は未定という。
引用:ヤフオク!、“いたずら入札”対策に本人確認を検討 ID再取得に対するブラックリスト整備も実施予定 – ITmedia NEWS
昔は個人で取引するならヤフオク一強だったが、フリマアプリの出現(メルカリ、ラクマ)でオークションという言葉すら聞くことが少なくなった。やってることはメルカリの後追いばかりで、メルカリがメルカリチャンネルを始めれば、ヤフオクはヤフオクライブを始め、メルカリチャンネルがサービスを終了するとヤフオクライブも終了する。
ヤフオクは自ら何かを生み出すことは出来なくなってしまったのか。
同社は「本人確認の必須化が、いたずら入札の抑止につながっている」と分析。
ネットの反応
- なぜその程度の対策を今まで打たなかったのか?
- ヤフオクはいたずら入札防止強化もいいけど、いくら違反申告出しても平然と海賊品の出品繰り返す奴への対策もしっかりやれよ、って思う
- 対応が遅すぎますね……。
あとは落札者都合のキャンセルの時も、
評価されないようにしてください。
イタズラ入札&報復評価でかなり迷惑です。
出品者にだけリスクがあるのはおかしいです。 - お金がなくて買えないような人がイタズラ入札をするのでしょうね。
最近の若者は心まで貧しくなったようで悲しくなります。
ヤフオクがいたずら入札への対策を強化している点には好感を持ちます。
オンラインオークションでは、誠実な取引を妨げるいたずら入札が問題となっています。その対策が進んでいるということは、ユーザーの信頼性向上に繋がると考えられます。
しかし、同時に海賊品の出品に対する対策に関しては、改善の余地があると思います。違反が繰り返される場合、より厳格な措置を講じる必要があります。違法商品の流通を防止するために、法律に基づいた迅速な対応が求められます。
落札者都合のキャンセルによる評価への影響についても重要な点です。公平な評価を維持するためには、落札者の都合によるキャンセルに対して評価を避ける仕組みが考慮されるべきです。それによって、誠実な取引を行った出品者が不当な評価を受けるリスクが軽減されるでしょう。
さらに、イタズラ入札や報復評価についても深刻な問題です。これらの行為がユーザー間の信頼関係を損なう原因となります。ヤフオクは、ユーザー同士が安心して取引できる環境を提供する責任があります。不正行為に対する厳格な対策が求められます。
総括すると、ヤフオクは便利なプラットフォームであると同時に、改善すべき点も多くあります。違法行為や評価の偏りなどの問題に対して、迅速かつ適切な対応が取られることで、より信頼性の高いオンラインオークション環境が実現すると期待しています。