クリックポストブロガーのヒラノ(HiranoLAZY )です。
皆さんは日本郵政が提供している、「クリックポスト」「ゆうゆうメルカリ便」「ゆうパケット(ヤフオクおてがる版)」を利用したことがありますか?
発送方法も簡単で送料も安いことからメルカリやラクマ、ヤフオクなどで小さめの商品の発送方法として利用する人も多いかと思います。
到着日数も本州から本州なら1日から2日、遅くても3日あれば配達が完了してしまいます。
そんな便利な「クリックポスト」「ゆうゆうメルカリ便」「ゆうパケット(ヤフオクおてがる版)」ですが、気をつけたほうがいいのが沖縄県への発送した場合です(北海道も)。
本州から沖縄県へ荷物を送ると下手すると2週間くらいかかる場合もあります。
今回はそんな沖縄県へ発送したときに追跡サービスの画面で”引受”のまま数日間変わらない問題と、沖縄県へ異常に配達日数がかかるパターンについて話して行きます。
目次
沖縄県へ送った荷物が全然届かない、引受から変わらない問題
メルカリなどで商品を出品して「売れた売れたーヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。」と喜んでいると突如として現れる沖縄県の住所。
沖縄県へ荷物を送ったことが無い方は知らないと思うので説明しますが、以下の点に気をつけてください。
・海外かと思うくらい到着日数が必要
・読めない漢字の住所や名前、今まで見たことない文字が多い
・送料がバカ高い
・ゆうパックなどで空輸便だと送る時にリチウム電池に関してしつこい
リチウム電池に関しては発火の危険があるので空輸が出来ません。電化製品っぽいものはめちゃくちゃしつこくリチウム電池の有無を聞かれます。
あまりのしつこさに「リチウム電池が入っていると送れない」と勘違いしてしまいそうになりますが、空輸が出来ないだけなので「陸便でいいから送って」と言いましょう。
そして沖縄県民に荷物を送った時に必ずと言っていいほど、「いつ届きますか?」「まだ商品届かないんですけど…」「到着はまだですか?」という質問をしてきます。
本州の方なら適当に「2、3日で届きますよ」と言えるのですが、沖縄県へは「わかりません。」というのが正直な所です。
というか、配送業者に荷物を引き渡して追跡番号を伝えているんですからあとは配送業者に聞いてくれと…
ではなぜ沖縄県へ送った荷物は届くのが遅いのでしょうか?
沖縄県へクリックポストで発送した荷物が”引受”から変わらないのは台風が原因だった
ちょうど僕も、沖縄県へクリックポストを送る用事がありました。
こちらが僕がクリックポストで送った荷物の追跡記録です。
おっそwwwwwwwwwwwww
これを見ると東京から沖縄まで10日以上かかってますね。ちなみに日本からブラジルまでEMSなら5日で届きます。
なぜここまで遅いのか気になったので郵便局へ問い合わせてみることにしました。
郵便局の人いわく、
沖縄県への荷物が遅い理由
クリックポストは陸送および船便限定で空輸はしない。
本州から沖縄県へは船便で運ばれるため、大型の台風が来ると船が出せなくなるので荷物が大幅に遅れる。
※ゆうパケットは空輸もする
追跡サービスで”引受”から変わらない原因
引受をした後は次の郵便局に到着するまで更新されないため。
台風で船が出せないと、次の郵便局に届かないので更新もされない。
今現在、荷物はどこにあるかわかる?
わからない。
結論
結論は、沖縄県への荷物が追跡サービスなどでお問い合わせ番号を検索して配送履歴が”引受”から数日間動いていない場合は、台風や天候によって大幅に遅れているということでした。
これはクリックポストに限らず、天候が悪く飛行機も出せない状態だと空輸便も遅れる可能性があります。
台風が来ている時にクリックポストを出してしまった場合、本州から沖縄県まで、下手したら2週間程度の到着日数を要する場合もあるそうです。
メルカリやラクマなどで初めて沖縄県へ荷物を送った方は、あまりの到着日数の遅さに「郵便事故で紛失された」と焦ってしまい変わりの商品や返金をしたあとに荷物が届いてしまったというトラブルもあるようです。
沖縄県民は台風が日常すぎて意識していない?
このご時世、Amazonなら翌日・早いときなら当日に荷物が届く時代です。
それが、国内に送るのに2週間ですよ、本州住みの我々には信じられないことです。
というか台風で荷物が大幅に遅れるという情報は沖縄県民の人のほうが詳しいはずなのに、なぜ毎回「いつ届くのか」を聞いてくるのでしょうか?
例えるなら、2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震です、この地震は最大震度7ということで物流はストップし、北海道への荷物が大幅に遅延しました。
この時に北海道民が「商品届かないんですけど…」「到着はまだですか?」「いつ届きますか?」という質問をするのはわかります。
しかし沖縄県は、毎度の事のように台風がきて船が遅れて荷物も遅延しているはずです。
普通の考えなら、
あれ?追跡サービス止まってるな、なんでだろう?
そういえば台風来てたな
買った商品は本州からだから大幅に遅れるな
という考えに行き着くはずです。
これを東京で例えるなら、大雪降った日に駅に行って
電車止まってる!
どうしてどうして?なんで電車止まってるのー?
A.大雪が降ったから
「大雪が降ったら電車止まるから早めに家や会社を出ましょう」というのは東京に住んでいるなら当たり前のことです。
これを学習せずに毎回繰り返しているようなものです。
もしかしたら、台風が日常すぎて「台風で荷物が遅れている」という考えに至らないのかもしれませんが。
郵便事故かな?と思ったら”郵便物等事故調査依頼処理システム”へ
しかしたまに、本当に郵便事故の場合もあります。
追跡サービスがない普通郵便(定形郵便)だと結構な確率で不着・誤配があります。
そんな時は、取扱局へ電話で問い合わせるか”郵便物等事故調査依頼処理システム”を利用しましょう。
これは、国際郵便以外の荷物で
- 中身が無くなっていた
- 不着・誤配
- 著しく遅れて配達された
- 開封されていた
というような「郵便での事故」を調査してくれるサービスです。
追跡サービスがない普通郵便でも「いつ」「どこへ」「どこから発送したか」を伝えることによって取扱局や郵便配達人に確認をとって調査してくれて、調査結果は後日電話で教えてくれます。
ホント日本郵便のサービスはすばらしいですね。僕は誤配や不着されると困る荷物はヤマトではなく日本郵便で発送しています。
話しを戻しますが、要するに何が言いたいかと言うと…
台風来たら沖縄県への荷物は遅れます!!
東京で雪降ったら電車止まります!!
というわけで、本州から沖縄県へ荷物を送る時に「台風の前後は予想以上に到着日数かかりますよ」という話でした。