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あなたはいくつ知ってる?知らないとヤバいメルカリのローカルルール8つ

メルカリに蔓延る悪しき「ローカルルール」。

ローカルルールとは、独自ルールマイルールとも呼ばれ、特定のユーザー間だけで決められたルールで、よく目にするものでいえば「即購入禁止」「専用ページ」「プロフ必読」といったものがあります。

これらはのローカルルールはユーザーが勝手に決めたルールなので従う必要はありませんが、無視して購入してしまうと思わぬトラブルに発展してしまう場合もあります。

前もってお伝えしますが、メルカリ運営はローカルルールを規約違反として認めていません。

独自ルールの取引について

メルカリには「コメントなし購入禁止」や「プロフィール必読」「いいね!不要」といったルールはありません。

お取引を円滑にする目的であっても、メルカリのシステムが対応していないお客さま独自のルールを強要することはトラブルの原因になることがあります。

引用:独自ルールの取引について – メルカリ スマホでかんたん フリマアプリ

メルカリガイドにもローカルルールは禁止と記載されている訳ですが、ほとんど取り締まれていないのが現状。

Google検索において、「メルカリ ローカルルール ウザい」というキーワードがサジェストされるなど、ローカルルールに関する話題が見受けられます。

今回はそんなメルカリのローカルルールを一つずつ解説していきたいと思います。

あなたはいくつ知ってる?知らないとヤバいメルカリのローカルルール7つ

ローカルルール:即購入禁止

即購入禁止、つまり購入前に「購入いいですか?」などのコメントをしてから購入しなければいけないローカルルールです。

即購入禁止をする理由としては、「悪い評価が多い購入者を断りたい」というのが主な理由のようですが、他にも「無在庫転売なので仕入れ元に在庫があるか確認してから取引したい」という悪質なものもあります。そもそも出品して購入されたら相手が誰だろうと取引しなければいけません。

ちなみに、メルカリ規約では「暴言、強迫行為、誹謗中傷」は違反ですが、「購入者に嫌味を言ってはいけない」という規約はないので、上記のツイートのような「即購入禁止なんですが評価に悪いがないので今回は取引します」という嫌味にはメンタルを鍛えて耐えるしかありません。

即購入禁止としているにも関わらず即購入されてしまった出品者さん↓

メルカリでは、あいさつも取引メッセージも強制ではありません。購入者に聞かなければ発送できない商品はトラブルの原因となるので最初に商品説明に記載しなければいけません。このような理不尽な理由で悪い評価をつけられてしまった場合、メルカリ運営に報告することで評価を取り消してもらうことができます。

購入者側からあいさつがあれば、あいさつを返したほうがいいですが、出品者側からあいさつをすると返信を強制させてしまうことになります。どうしてもあいさつをしたい場合は返信が不要な文章で送るのがいいかもしれません。

ローカルルール:専用ページ/専用出品

専用ページとは、特定のユーザーに向けた購入ページを「○○様専用」というような名前で出品することを言います。

主にコメント欄で値下げ交渉をした場合に作られることが多いですが、他のユーザーも買えてしまうため、やり取りを見ていたユーザーが買ってしまう場合もあります。

メルカリではトラブルの原因になるので専用ページの出品は禁止されています。

専用ページの目的は、「本当にその人だけに売りたい」という他にも、商品画像を変更して販売履歴から「過去に何をいくらで売ったか」とわからないようにしたいという目的もあります。次に同じような商品を販売する際に「前は○○円で売っていたよね」ということを防ぎたいのでしょう。

専用ページは出品者側が勝手に作成する場合もあれば、購入者側が「専用ページお願いします」という場合もありますが、どちらも規約違反で制限対象になります。

また、専用ページを作らせて放置したり、専用ページを狙って購入するユーザーなど、嫌がらせ目的の人も一定数います。

ローカルルール:プロフィール必読 / プロフ必読

プロフ必読とは「購入する前にプロフィール欄を読んでください」というもの。

基本的にメルカリのプロフィール欄は何も書かなくても問題はありませんが、大体の人があいさつや自己紹介を書いています。

プロフ必読の場合、取引の注意事項、謎のポエム、過去のトラブル、自身につけられた悪い評価や残念評価に対しての言い訳がスターウォーズのオープニングの文字かと思うくらいの長文で書かかれている場合があります。

逆に言えばプロフ必読からの長文プロフは危ない出品者を避ける目安にもなります。

プロフ必読と書いていなくても出品者のプロフは見ておいて損はありません。

そもそもトラブルになるような人はプロフ必読と書いても結局トラブルになります。また、購入者に伝えたいことは面倒ですがその都度、商品説明欄に書いたほうが目に付きやすいです。

「本件に関しての悪い評価は禁止です」←恐ろしすぎる。

この方のSNSからおそらくカードゲームでの取引のようです。

ゲームやホビー関係はトラブルが多いので、購入や出品する際は一般的な商品よりも気をつけなければなりません。下手したら小学生が取引している場合もあるため常識が通じないことが多々あります。

こういったユーザーを避ける意味でも、プロフィール欄、商品欄、評価くらいは確認してから取引したほうがいいのかもしれません。

ローカルルール:取り置き

取り置きとは、◯日に購入出来るのでそれまで商品を売らずにキープして欲しいというもの。

メルカリには取り置きというシステムはないので、取り置きを行うためには「専用出品」にするか、いったん出品を取り下げて期日近くに再度出品することになります。

取り置きしても確実に買ってくれる保証もないですし、その間に売れる可能性もあります。また、同じ商品を出品している方が現れて相場が下がる可能性もあります。

常連のリピーターの場合、取り置きに応じることによる利点が存在するかもしれませんが、出品者にとっては特に明白なメリットが少ないというのが現実です。

ローカルルール:横取り

メルカリにおいての「横取り」とは、

  • 専用出品されている商品を関係ないユーザーが購入すること
  • コメント欄で交渉中のユーザーがいるにも関わらず購入すること

メルカリガイドにも記載されていますが、メルカリでは”早い物勝ち”になっています。

専用出品だろうと交渉中だろうと何だろうと、出品してある商品は、先に購入したユーザーに権利があります。

※横取りによる逆恨みや報復、トラブルの対応※

「間違って横取りしてしまった」「気づかず購入してしまった」などの理由で、結果的に横取りになってしまうケースもあると思います。

このようなケースでも基本的にはそのまま取引を続けなければなりません。

取引メッセージに「交渉中の状況に気づかずに購入してしまいました。申し訳ありません」という一言を添えておくのも良いかもしれません。

しかしながら、中には「キャンセル申請してください」という出品者も存在します

キャンセル要求に応じてしまい、”購入者都合”のキャンセル申請を過度に行うと、アカウントが制限される可能性もありますし、最悪の場合はアカウントが停止されることもあります。

このような理不尽なキャンセル要求には、メルカリ運営にお問い合わせから通報しましょう。

また、取引後に横取りによる悪い評価が付けられた場合でもメルカリ運営に通報して状況を説明することで悪い評価を取り消してもらうこともできます。

ローカルルール:他サイトへの同時出品しているのでコメント欄で在庫の確認必須

メルカリだけでなく、ラクマ、ヤフオクなどに同時出品している出品者は結構多いと思います。

そのため、コメント欄で在庫の確認をしてから購入して欲しいと書いている出品者もいますが、規約違反になります。

メルカリでは、在庫のない商品の出品を禁止しているため、「他のフリマで売れて在庫がない」という理由でのキャンセルは許可されていません。さらに、「コメント欄での確認後に購入をお願いします」といった表現は、ローカルルールの強制と見なされ、出品の削除やアカウント制限の対象となる可能性もあります。

商品を複数のプラットフォームで販売することで、売却の機会を最大限に確保したい気持ちは理解できますが、もし他の場所で商品が売れてしまい、それに伴ってメルカリでの取引をキャンセルする場合、アカウント制限やアカウント削除のリスクも考慮しなければなりません。

アカウントの制限の程度は、メルカリの運営方針によって左右されるため、一発でアカウントが削除される可能性もあるため注意が必要です。

ローカルルール:いいね禁止!いいね!不要

商品に興味を示す「いいね!」は、一種のブックマークのような役割を果たしていますが、中には出品者の中で「購入しないのならいいねをつけないでほしい」という過激な考えの方も存在します。

「いいね!」がつくと、出品者のスマートフォンに通知が届くため、これがしばしばうっとうしく感じられるようです。

さらに、出品者の中には、いいねをされた際に表示されるサムネイルと名前から、いいねをしたユーザーを特定し、そのユーザーが出品している商品のコメント欄に乗り込むという過激な行動に出る方もいるようです。

いいねの通知をオフにすればいいと思うのですが…触らぬ神に祟りなし。

ローカルルール:取引メッセージでのあいさつの強制

メルカリでは、取引の際のあいさつはどちらでもいいとしています。

基本的に無言で取引を進めても問題ありませんが、中には、「あいさつが無くて不安な取引となりました」と悪い評価をつけてくるユーザーもいます。

このような悪い評価もメルカリ運営に問い合わせることによって評価を消してもらうことができます。

また、最近のアップデートで取引画面に「購入後のあいさつをする」というボタンが追加されました。

タップすると定型文のあいさつを入力してくれます。

あいさつしなくても怒られる、あいさつしても怒られる、これがメルカリ。

ローカルルールに従わないとどうなる?

最近ではローカルルールが当たり前になりすぎて、ローカルルールを知らない方が悪という風潮もあります。

郷に入れば郷に従えという言葉があるように、それがメルカリの規約違反であっても、波風を立てずに取引するにはローカルルールに従ったほうがいい場合もあります。

しかし、いいね禁止やあいさつの強制など理解に困るローカルルールもあるのは事実。

トラブル回避のためのローカルルールのようですが、SNSでは「ローカルルールを強制しないユーザーのほうがトラブルが起きない」という皮肉を言う人もいます。

ご清覧ありがとうございました。

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