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メルカリチャンネル終了は赤字が原因。人気ライブ配信者の今後がヤバイ

メルカリチャンネルブロガーの平野(HiranoLAZY )です。

フリマアプリ『メルカリ』は、同サービス内のライブコマース機能『メルカリチャンネル』を2019年7月8日15時に終了することを発表しました。

メルカリチャンネルとは、メルカリのライブ配信機能を使ってライブ配信者(出品者)が視聴者(購入者)とリアルタイムでコミュニケーションをとりながら販売できるサービスで、写真や文章だけでは伝わり辛い部分まで紹介できるため開始当初はテレビショッピングのように使う人もいれば、ハンドメイド品を作りながら配信している人もいて盛り上がりを見せていました。

今回は、『メルカリチャンネルサービス終了の原因と人気配信者の今後』について話して行きたいと思います。

メルカリチャンネル、サービス終了

まずはメルカリチャンネル終了の公式の発表を見てみましょう。

いつもメルカリおよびメルカリチャンネルをご利用いただきありがとうございます。
本日は、みなさまに大切なご報告をさせていただきます。

2019年7月8日(月)15時頃をもちまして、 「メルカリチャンネル」サービスを終了させていただくことになりました。

メルカリチャンネルでは、ライブ配信を通じて、売ったり買ったりを楽しめる場所を目指してきました。
2年間、多くのお客さまにご利用いただきましたこと、心より感謝を申し上げます。

引用:メルカリチャンネル 売れちゃう!買えちゃう!ライブフリマ

メルカリチャンネル終了の原因には言及していませんね。

なぜメルカリチャンネルは終了したのでしょうか?

メルカリチャンネル終了は赤字が原因?

初期の頃のメルカリチャンネルは様々な販売者が配信にチャレンジして多数の配信者と視聴者で盛り上がっていたのですが、最近のメルカリチャンネルは固定の配信者と常連の視聴者ばかりになりました。

販売している商品も、パワーストーンのような謎の石を売っている怪しさ全開の配信や、売る気のないただの雑談配信が上位を占めていました。他にも、配信内では特定の配信者の熱狂的なファンによる他の配信者や視聴者への暴言も問題視され新規のユーザーが参入し辛い状態になっていました。

ユーザーが増えなければ、メルカリチャンネルで売買される商品が少なくなり、結果として売上が減ります。

ライブ配信には多数のサーバーが必要になります。通常の動画配信サービスのライブ配信ではCMや広告で収入を得ますが、メルカリチャンネルはCMや広告が無いので販売者の販売手数料がなければ運営していくことができません。

売る気のない雑談配信は利益が出ないだけでなく、サーバーを圧迫するだけの存在です。

利用者数の低下やライブ配信環境を継続する予算的な問題がメルカリチャンネル終了の理由だと思います。

メルカリはこれまでも『メルカリNOW』『メルカリ メゾンズ』『メルカリ カウル』などのサービスを終了させてきました。伸びないサービスは早めに切り捨てて新しいサービスに挑戦するのがメルカリです。

決定的なのは、2019年6月期第3四半期累計決算の34億円の赤字でしょうね。

※追記
メルカリはメルカリチャンネル終了の理由を「同社はグループ全体で経営資源を集中するため」と発表しました。
やっぱり赤字が原因だったようですね。

メルカリチャンネルの人気ライブ配信者どうなる?

メルカリチャンネルをメインに販売しているユーザーの中には月額数百万円売り上げる人気ライブ配信者いるようですが、そういったユーザーはこれからどうするのでしょうか?

Twitterを見てみると、「似たようなサービスに移行する」「メルカリ自体を引退」「他ライブ配信サイトで販売をメルカリで行う」という意見が多く、似たような他サービスに移行しようとしているユーザーは、メルカリチャンネルで自身のファンや信者へ「他サービスの◯◯に移行します」というお知らせをしてアカウントをBANされた人もいます。

メルカリでは他サービスへの誘導(商品紹介文で手数料が低いアプリへ誘導する行為)をめちゃくちゃ厳しく取り締まっています。

この取り締まりはメルカリチャンネルが終了しようと関係ありません。メルカリのユーザーを他サービスに誘導することは絶対に許されないのです。

他サービスへの引っ越しのお知らせすらできないライブ販売者とその信者たち、行き場を失ったメルチャン難民という言葉まで生まれています。

まとめ

というわけで今回は、メルカリチャンネルのサービス終了について話していきました。

記事の中でも言いましたが、メルカリチャンネルは人気ライブ販売者とその熱狂的な信者たち、売る気のないチャット目的の暇人がほとんどを占めています。

新規で配信するユーザーがほとんど居なかったのではないでしょうか。

さらに、人気ライブ配信者の中には、韓国などに買い付けに行って大量に在庫を抱えている人もいるそうです。

その在庫を捌くために既存の人気ライブ配信者は移行先をファンや信者に伝えようとすればBANされるという悲しみもあります。(隠語でボカすのもダメだそうです)

メルチャン難民の移行先の候補としてあるのが、日本最大のオークションサイトがプライドを捨てて真似したライブ配信サービス『ヤフオク!ライブ』です。

国内の主なライブコマースサービス(2019年現在)

  • Candee「Live Shop!」
  • BASE「BASEライブ」
  • ヤフオク!「ヤフオクライブ!」
  • SHOWROOM「SHOPROOM」
  • KDDI「CHECK」
  • MimiTV「MimiTV」
  • COS「TaVision.」
  • ミーアアンドスターズ「me&stars」
  • 楽天「楽天LIVE」

サービス開始直後からずっと『ヤフオク!ライブ』は過疎状態でしたが、メルカリチャンネル終了発表直後にメルチャン難民が押し寄せて、初めて賑わいを見せています。

これまでヤフオクは、『フリマ出品』というオークション出品の即決設定されたものだけが表示されるというクソどうでもいいサービスなど、メルカリの後追いをしてきました。

時代の流れを読む能力は完全にメルカリのほうが優れています。

メルカリが手を引いたライブ配信をこれからヤフオクが継続していくのかどうか注目ですね。

7月8日追記、メルカリチャンネルがサービス終了

たくさんの人に惜しまれながらもメルカリチャンネルが終了しました。

「これまでメルカリチャンネルをご利用いただきありがとうございました。」

という文字が切ないですね。

メルカリチャンネルユーザーもサービス終了を偲んでいます。

メルカリチャンネルを心の拠り所にしていた人も多数おり、しばらくはメルカリチャンネルロスが続きそうですね。

私もしばらくは喪に服そうと思います(泣)

5 COMMENTS

匿名

メルカリチャンネル
まじめにやってた方も居たと思うから
売る気のない暇人とかたぶん一部の方だと思うんでそんなやつばかりだと書くのはどうかなって思う
確かに暴言などトラブルや
偽物を売る海外からの業者もいましたしね〜それを取り巻く信者もいましたしね

その辺の取り締まり方をメルカリも考えれば良かったのにとはおもいますが
もう終わったことですし
今までのやり方をみてもうメルカリはどんどん落ちていくような気がするか
もういいかな…メルカリは

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平野LAZY

僕もすべての配信者を見たわけではありませんが
上位数名を見た時はこの記事のような
・謎のパワーストーン
・雑談配信
・コメント欄での煽り合い
・子供が走って騒いでる放送
が印象的でした。
偽物は初耳です。
偽物をライブ配信で売るって相当な勇気ですね。

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難民

メルカリ難民、配信者もヤフオクライブに流れたね。低レベルの難民はメルカリ内だけで良いだろう。オークションにのこのこ出て来てヤフオクも低レベルにするつもりか。
ふざけた低レベル難民はヤフオク、ライブ立ち入り禁止。元々ヤフオクはオークションでフリマではない。フリマをやってるけどあれだけ低レベルではないから勘違いするなよ配信者とそれに洗脳されてる難民の低レベル物達(((*≧艸≦)ププッ

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