サウンドカードでお馴染みのCREATIVEからSuper X-Fi技術搭載の新型USBゲーミングヘッドセット「Creative SXFI AIR C SF-AIRC-BK(以下:Creative SXFI AIR C)」が発売されました。
「Creative SXFI AIR C」では、「Super X-Fiヘッドホン ホログラフィ」技術を採用しており、マルチスピーカーサラウンドシステムで多方面の音を再現できるため、音楽はもちろんFPSでの足音や銃声の位置もハッキリと聞き分ける事が可能です。
ちなみに、「Creative SXFIシリーズ 」には「Creative SXFI AIR」と「Creative SXFI AIR C」があるのですが、「Creative SXFI AIR」は音量や再生操作をするタッチコントロールやナノブームマイク・音楽プレーヤーやバッテリー内蔵など、完全に”出先で音楽聴く用”のモデルとなっているので、「Creative SXFI AIR C」だけにフォーカスして紹介したいと思います。
目次
最新AIで音を最適化する「Super X-Fiヘッドホン ホログラフィ」技術採用の新型USBヘッドセット「Creative SXFI AIR C」
まずはじめに、”Super X-Fiヘッドホン ホログラフィ技術とは何なのか?”について見てきましょう。
頭や耳などの身体的な個性によって影響を受けるため、各個人の音の聞こえ方は異なります。Super X-Fiは、自然なリスニング体験が行えるように最適化し、ヘッドホンのオーディオ体験をパーソナライズします。
パーソナライズは3枚の写真をスマホ アプリで撮影するだけで行なえます。
どうやら、スマートフォンの専用アプリ「SXFI APP」で顔と両耳の写真を撮影することにより、AIエンジンが解析し個人の特徴に合わせて最適化された音質を再現してくれる機能のようですね。
各々で聞こえ方が違ってくる機能なので実際に色々な人のレビューを見てみようとGoogle Playのレビューを見てみたのですが、506件のレビュー中★5が451件にもかかわらずコメントは0。
文句なしに良い!ということなのでしょうか。
まあ、まだまだ発売したばかりなのでこれからユーザーも増えてくるでしょう。
カスタムチューンを施した大型の50mm径ネオジウムマグネットドライバー搭載
ヘッドホンのドライバーの大きさというのは、どういう効果があるのでしょうか?
ヘッドホンの振動部分であるドライバーは、多くの空気を動かせる方が低音には好ましく、小さければ高音が好ましい、と言う基本原則があります。
まあ、それは単純に同じ設計でサイズ違いなら上記の通りですが、実際に聴いた時にバランスよく聞こえるように設計していますので、サスペンションや振動板の厚みや形状等で違いが出てきます。
基本原則通りの有利な点、不利な点を考えておく程度で良いでしょう。
ちなみに、オーディオテクニカのATHシリーズのドライバーは40mm~45mmなので、「Creative SXFI AIR C」の50mmというのはかなりパワフルでダイナミックな音質だということがわかりますね。
「Creative SXFI AIR C」では、USB接続をした際に5.1ch、もしくは7.1chのマルチスピーカーサラウンドシステムに対応しているため、高低差や音の距離感の判断が重要になるFPSプレイヤーに最適なヘッドセットでしょう。
取り外し可能な「ClearCommsマイク」でクリアな音質に
マイクには取り外し可能で単一指向性のClearCommsマイクを採用。
通常のノイズを取り除きクリアな音質でボイスチャットでコミュニケーションが可能です。
カスタマイズ可能な1600万色のイヤーカップRGBリング
ブラックを基調にしてシンプルながらもイヤーカップのワンポイントカラーを入れることによりかなりおしゃれな印象です。
イヤーカップのRGBリングはSXFI Controlソフトウェアにて色を変更可能です。
イヤーパッドは長時間の装着でも蒸れないメッシュ素材を採用。
まとめ
というわけで今回は、CREATIVEのゲーミングヘッドセット「Creative SXFI AIR C」をレビューしてきました。
「Creative SXFI AIR C」のポイントとしては、
・AIで一人ひとりに合わせたチューニングをしてくれる「Super X-Fiヘッドホン ホログラフィ」技術
・カスタムチューンを施した大型の50mm径ネオジウムマグネットドライバー
・7.1ch、5.1chマルチスピーカーサラウンドシステム対応でFPSゲーマーにオススメ
・ノイズ軽減で取り外し可能なClearCommsマイク
サウンドカードでお馴染みのCREATIVEが開発しているだけあり、かなり期待できるヘッドセットではないでしょうか。
2chのヘッドセットと7.1chマルチスピーカーサラウンドシステムやバーチャルサラウンドシステム対応のヘッドセットでは、FPSでの足音の聞こえ方が段違いです。
慣れてくると、敵の足音で「場所」「歩いているところの素材」「距離」がわかってくるため、音はかなり重要な判断材料となります。
FPSで勝ちたいならマルチスピーカーサラウンドシステムやバーチャルサラウンド対応のヘッドセットを買いましょう。
Creative SXFI AIR Cスペック
・周波数特性:20Hz~20kHz
・インピーダンス:32Ω
・重量:約318g
・接続性:マイクロUSB、アナログ入力:
・コントロール:マイク ミュート ボタン、音量調節ダイヤル、ライティング オン/オフ ボタン、Super X-Fi オン/オフ ボタン
・イヤーパッド:取外し可能な編込メッシュ メモリー フォーム パッド
・RGBイヤーカップ リング:カスタマイズ可能な1670万色LED
・通話用マイク:取外し可能なClearCommsマイク